KTMのメーカーとしての特徴
日本においてそれほど知名度的には高くないKTMですが、ヨーロッパでは有名な老舗のバイクメーカーとして知られています。
KTMの創業は1934年からで、オーストリアマッティヒホーフェンで創業者であるハンス・トゥルンケンポルツが自動車修理工場を作ったことによります。
その後1955年になって社名をKTMに変更をし、自社製作のモーターサイクルを生産・販売しはじめます。
KTMという三文字が何の略称かということですが「Ernst Kronreif(エルンスト クローノライフ)」「Hans Trunkenporz(ハンス トゥルンケンポルツ)」「Mattighofen(マッティヒホーフェン)」の3つの頭文字をとったものです。
「K」のエルンスト・クローノライフは創業時の出資者、「T」のハンス・トゥルンケンポルツは前述したように最初の自動車修理工場の創業者、そして「M」のマッティヒホーフェンは創業の地であるオーストリアのザルツブルグ州の地名を示しています。
なおKTMはオートバイだけでなく自転車も製造しているので、もしかしたら自転車を趣味にしている人にとっては自転車メーカーとしてのイメージが強いかもしれません。
コーポレートカラーとなっているのが独特のオレンジ色で、コーポレート・ロゴとして使用をされているだけでなくレーシングモデルや公式ユニフォームで必ず使用されるカラーです。
もちろん一般向けの販売モデルバイクでもオレンジ色が使用されているものが多いので、KTMファンにとっては自己主張のためにグッズなどを集めて使用したくなるところです。
これまで1992年に一旦倒産となってしまったことから、現在の経営体制は三部門に分割され、バイクに関しては「KTM Sportmotorcycle AG」が行っています。
KTMの代表車種
日本においてKTMのちメイドがそれほど高くない理由の一つとして、モトクロス世界選手権やダカール・ラリーなどのオフロードレースで活躍をしているメーカーであることが挙げられます。
日本国内を走行する時にはむしろ排気量はそれほど高くない方が便利なのですが、オフロードバイクがそれほど高いシェアがないということからなかなか認知度につながらないようです。
現在最も人気が高いのは「790デューク」というネイキッドバイクです。
KTMが最も得意とするのはオフロードの走行性を追求したスーパーモタードですが、ディークはネイキッドバイクとなっています。
こちらのモデルではKTM初のパラレルツインを搭載したということでも注目されており、軽量かつコンパクトな車体づくりは日本の公道を走行するのに便利な車体と言えます。
一方KTMらしいバイクとして「1090アドベンチャー/R」はビッグアドベンチャーバイクの代表的車種となっています。
本格的なレース仕様車はかなりの高額ですが、こちらのモデルは比較的リーズナブルに購入できるということもありKTMのエントリーモデルとしてもおすすめされます。