立ちゴケは避けられないトラブル
オートバイに乗っていると避けられないトラブルがいくつかあります。
その一つが立ちゴケ、トラブルとしては一番多いかもしれません。
そもそもタイヤが2個しかない乗り物なので倒れるのは必然と言えるでしょう。
自分の足を使って支えなければなりませんが、足が滑った、思ったよりわだちが深い、ハンドルが切れすぎていた、などの理由でバランスを崩すと立ちゴケます。
立ちゴケを避けるには、なるべく軽量であったり、シート高が低かったり、重心の低いオートバイを選ぶといったことが重要です。
実際に立ちゴケをしてしまった場合、まずは落ち着きましょう。
落ち着いて速やかにキルスイッチでエンジンを切り、バイクを起こします。
スタンドを立てることができる状態であれば、スタンドを立ててから起こすといいでしょう。
ギアを変えることができるのであれば、1速に入れるとタイヤが動かずに起こしやすくなります。
起こす際は腕だけでなく、体をオートバイの下に入れるようにして、腰で起こすことが大切です。
バイクを起こした後の対処
オートバイを起こすことができたらギアをニュートラルに入れ、歩道や路肩に押していきます。
路肩や歩道で安全を確保できたら、オートバイ各部を確認してください。
まずは燃料漏れがないかを確認しましょう。
燃料が漏れているようでしたら、エンジンをかけるのは危険です。
ショップに連絡し、引き取りに来てもらったほうがいいでしょう。
燃料漏れがないようであれば、ブレーキに破損がないか、ハンドルの曲がりはないかなど車体各部を確認します。
車体に大きな損傷がないようであれば、キルスイッチを元に戻しエンジンをかけてみましょう。
エンジンがかかるようでしたら問題ありませんが、5秒セルを回してエンジンがかからないようでしたら一旦あきらめて少し時間を置きましょう。
オートバイのバッテリーは容量が少なく、セルを使いすぎるとすぐにバッテリーは上がります。
一旦キーをオフにして抜き、1分程時間をおいて再度セルを回してみましょう。
これでもエンジンがかからない場合は、押しがけを試してみてください。
ギアを2速に入れ、クラッチを切った状態でオートバイを押します。
勢いがついたら、クラッチを放すと同時にシートにお尻を載せます。
タイミングがよければエンジンがかかるでしょう。
これでもエンジンがかからない場合は、あきらめてショップに連絡し引き取ってもらってください。
オートバイの調子が良いときに、これらの動作を一度試してみるといいでしょう。
ただ、最近のオートバイは押しがけができない車種も多いので、あらかじめショップの方に押しがけできる車種かどうかを聞いておいてください。