停車時に追突されるケース
バイクの事故と言うと転倒が多いというイメージがありますが、実は停車しているときに追突されるケースが多くなっています。
東京都内で平成26年から28年に発生したバイク事故について見てみると、そうこうしている最中に車に追突された件数が282件なのに対して、停車中に車に追突された件数は1918件と7倍近くになっています。
\走行中にいくら安全運転を心がけても、停車した時に注意をしていないと追突される危険性が高いわけです。
事故の原因
追突事故の原因で一番多いのは「前方不注意」、二番目は「動静不注視」です。
つまり、車のドライバーが前方に十分な注意を払って運転していないということになるわけです。
ひどい場合にはスマホを操作しながらのながら運転をしていたり、同乗者とのおしゃべりに夢中になって前方不注意となり、バイクに追突しています。
これ以外に「操作不適」による追突事故も多く、ドライバーの急な操作によるミスが懸念されます。
バイクのモデルや色、時間帯、天候によっては車から見えにくい状況になることも確かですから、悪天候の日や夜間、日暮れ時、早朝などにバイクに乗ることが多い人は十分に注意するようにしたいものです。
自分がいくら安全運転をしていても、コントロールを失った車が斜めに突っ込んでくる可能性も全くないとは言えません。
また、信号待ちで停車しているのに後ろから走ってきた車が止まらずに追突される、焦って発進した車にぶつかるといったことも考えられます。
バイクを運転する際には、走行中はもちろんのこと、停車時も八方に注意を配っていなければなりません。
逃げ道を確保しておく
信号待ちなどで停車する際には、車が必要以上に接近してきた時のことを想定してすぐに動き出せる体勢を保つことも重要です。
停車する位置も大切で、車線の中央よりもの片側に寄って停車しておいた方が追突のリスクは少なくなります。
万が一追突されそうになっても、歩道や路肩に避難して事故を避けることができます。
車線の中央よりも左側によって停車していれば、対向車線を走ってくる車との正面衝突も回避することができます。
それともう一つ、前の車との車間距離は十分にとるようにしましょう。
バイクは車と違ってたやすくバックすることができないので、前の車が突然バックしてくると対応しきれずに衝突してしまいます。
停車するときはさまざまなシチュエーションを想像して、前方はもちろんのこと、バックミラーのチェックも怠らないような心構えを常に耳をつけて追突事故を防ぎましょう。
明るい色のウェアやヘルメットを身につけて、ドライバーが認識しやすくする工夫もしておきたいところです。