オートバイにかかる税金、保険、車検、その他の維持費はどれくらい?
オートバイを購入しようとしている人にとって、購入後にどれくらいのお金がかかるかは気になる問題だと思います。
自動車と同様に排気量によっても維持費が変わりますし、排気量によっては車検という大きな出費が発生します。
今回はオートバイを購入したあとにかかる費用、維持費についてまとめてみました。
オートバイに乗っていると必ずかかる費用、維持費は、最大で8種類あります。
まずは軽自動車税です。
これは排気量によって違い、年間2000円から6000円と幅があります。
50cc以下から90ccが2,000円、91ccから125ccが2,400円、126ccから250ccが3,600円、251cc以上が6,000円となってます。
そして次に重量税ですが、これは所有しているオートバイの重量や所有年月によって変わってきます。
250cc以下は重量税はかかりませんが、251ccからは年間1,900円から2,500円かかります。
そして、自賠責保険も必要です。
排気量によって変わりますが年間7,500円から8,650円、複数年契約をすると安くなります。
自賠責保険に入っていないオートバイを運転した場合、懲役刑であったり免許停止といった処分が下されることになります。
250cc以上のオートバイは車検費用がかかります。
新車時は購入から3年後、それ以降は2年に1度、車検を受ける義務があります。
オートバイの状態やショップによって金額は変わりますが、6万円程度から10万円程度かかると思っていいでしょう。
その他、走行するにあたってかかるガソリン代、タイヤ、チェーンなどの消耗品代、場合によっては駐輪場代金もかかります。
具体的な車種を想定すると
年間走行距離が1万キロ、駐輪場代金が4,000円程度と仮定すると、排気量別で以下のように見積もりができます。
125cc以下で65,000円+任意保険代金、250cc以下だと78,000円+任意保険代金、400cc以下だと130,000円+任意保険代金、401cc以上は160,000円+任意保険代金となります。
任意保険は年齢や条件で大きく変わりますので、今回は試算に入れていません。
自動車と比較するとかなり安く上がるということがご理解いかただけたかと思います。
しかし排気量があがると、自動車よりは安いとはいえ、結構な出費となることも事実です。
あらかじめ予算や自由になるお金を考えて、オートバイを購入することをお勧めいたします。
しかし、気に入ったオートバイがあったならまず何も考えずに購入し、そのオートバイのために働くというのもかっこいいと思います。
ぜひ考えてみてください。