6ヵ月点検はどうしても必要?
自動車やオートバイ、12カ月点検や2年もしくは3年ごとの車検といった、定期点検が義務付けられています。
この定期点検をしなかった場合は罰則があります。
しかし3ヵ月や6ヵ月点検は事業用自動車が主で、オートバイについては義務付けられておらず、したがってやらなくても罰則はありません。
やらなくても罰則は無いものの、6カ月点検は購入したショップなどに依頼してきちんと行っておいた方がよいでしょう。
新車で購入した場合、購入したショップによっては購入後ある程度の期間の定期点検は無料となっているところも多くあります。
オートバイの保障の条件として、定期点検を受けることを義務づけているメーカーもあります。
オートバイを購入する場合はショップの方の話しをよく聞き、必要がある場合は必ず受けるようにしてください。
6ヵ月点検でチェックされる場所は以下のようになっています。
まず、スパークプラグやエアクリーナーフィルターの点検、清掃、場合によっては交換。
次に各部のオイル、冷却水の漏れとエンジンオイルの量と汚れ、冷却水の量と汚れがチェックされます。
クラッチレバーの遊びや動作確認、ブレーキレバーの遊びや動作確認、ブレーキパッド残量確認も必要です。
そのほか、チェーンの汚れや伸びの調整、タイヤ空気圧や劣化確認、バッテリー電圧確認などの部品細部のチェックも行います。
最後に、灯火、方向指示器の動作確認、各部のガタやナットの緩みチェックが行われます。
以上の項目について確認、調整が行われ、異常がある場合は修理や交換といった処置が行われます。
いずれも走行中に不具合が発生すると命にかかわる項目ですので、自分でチェックする自信の無い方はショップに任せてしまう方が安心です。
ショップへ依頼した際の費用は?
6ヵ月点検の費用ですが、有料の場合は5,000円から10,000円というショップが一般的です。
オイルなどの消耗品を交換する場合は、別途お金がかかるというところがほとんどです。
しかし大部分のメーカーでは、新車購入後の3ヵ月、6ヵ月点検は無料を謳っており、一部メーカーはオイル交換も無料となっていました。
新車で購入した場合はネジの緩みなども発生しがちです。
最近の自動車やオートバイは、慣らし運転は不要という場合もありますが、それでも1000キロ走行後もしくは半年程度でオイルとオイルフィルターは交換した方が、エンジンは長持ちします。
新車購入時の半年点検は必ず受けておくべきです。
6ヵ月点検は義務ではありませんが、受けたほうがいいこと、新車を購入した場合は特に受けておくべきであることが理解いただけたかと思います。
点検項目も、命にかかわるような項目ばかりです。
点検だけでしたら10,000円程度で収まることがほとんどです。
やはり受けておくに越したことはありません。