ブラックバイク

オールドルック系バイクの特徴

オールドルック系のオートバイのルックス

オールドルック系とはオートバイの種類、ジャンルの一つで、カウルをつけないクラッシックなルックスを持つオートバイのことを言います。
カウルが無いといっても、アメリカンタイプとは違い、オートバイの形自体はベーシックなレイアウトになっています。

具体的には、ヤマハのSR400というオートバイが代表的な1台です。
SR400以外では、カワサキのW800、最近ではホンダのCB1100などがあげられます。
特徴としては、ベーシックなスタイルのオートバイで、外装には樹脂部品があまり使われておらず、ホイールはスポークといった形になっていることがあげられます。

オールドルック系、と言ってもオートバイのルックスでカテゴライズされており、馬力や排気量、エンジンの気筒数については特に決まりはありません。
しかしV型エンジン搭載オートバイはあまりオールドスタイルとしては使われていません。

オールドルック系の楽しみ方、人気の理由

上記のSR400やW800が一般的ですが、250TRといった、どちらかというとオフロード寄りのオートバイをカスタムして作るような方もいます。
自分の気に入った1台を改造して、オールドルック系に仕上げるというのも楽しみの一つではないでしょうか。

カスタムして作る場合は、クラシカルな雰囲気が重要ですので、過度に樹脂部品を使わない、ビビッドな色を使わない、といった配慮が必要です。
しかし厳密な定義はありませんので、自分の気に入るように作るのもオートバイライフを長く楽しむ秘訣です。

また、こういったオールドルック系のオートバイをカスタムしたものとして、カフェレーサーと呼ばれるオートバイがあります。
オールドルック系を走りに振った、という感じのルックスをしており、セパレートハンドルをつけて前傾で乗る、といった感じになります。

このカフェレーサーも人気で、日本では一大ジャンルとして流行しています。
実際に早く走るわけではありませんが、かっこいいカスタムになっています。

こういったオールドルック系のオートバイに乗る場合のファッションとしては、ジーンズにGジャンや皮ジャン、皮手袋でジェットヘルといった形が一般的です。
つなぎを着る場合でも、皮ではなく布で白一色などの単色、作業着に近いものが似合うでしょう。
レーサーレプリカなどに乗る際に着る、カラフルなジャケットやプレテクタ満載のグローブなどはあまり似合いません。

オールドルックというカテゴリではありますが、オートバイ自体は現行で販売されているモデルを使うこともできますので、不安なく乗ることができます。
昔見てかっこいい、と思ってあこがれた、という方にもおすすめできるカテゴリーです。

Post Author: bikekozoo.com